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オルタネータ清掃

(Alternater cleanup)

14.9.29(日)(天候:曇り)

ここしばらく(でもないが・・・割とず〜っと)、ヘッドライトを点灯して走行すると、バッテリーの消耗が激しい。 こういう場合、一般的には「1. バッテリー」、「2. レギュレータ」、「3. オルタネータ」辺りが問題となっていることが多いが・・・「1.」は換えたばかり、「2.」は国産の訳のわからない(でも新型)レギュレータが入っているため、これらのトラブルは考えにくい・・・従って「3.」だろうと考えていました。 ベベルのオルタネータは、オイルにひたひたになってしまうこともあり、カーボン付着による導電性の低下はよくあることと聞きます・・・まぁ、マグネットの磁力低下という線もありますが・・・
とりあえず、電気の通路をキレイにしてあげることで、この症状が治れば「めっけもん!」というつもりで、これらの接点辺りを清掃してみました。


とりあえず、キックを取り外します(写真中央)。 今回、取り外すのはオルタネータカバーのみですので、シフト関係は外さなくても問題ありません(^^;
まぁ、せっかくキックを外すんですから、当然グリスアップ等の必要な整備は行います。 今回は「お約束」として、旧いグリスを除去したのち、ネジ山をタップでさらって整えてます(写真右)。


これからオルタネータカバーですが、前にも言ったようにオルタネータは「オイルひたひた」です。 従って、カバーを開けるとオイルが漏れだしてきますので、当然の用意として「新聞紙」等で床をガードします(写真左)。 その後、カバーを留めているボルトを全て弛めて抜き去り、キックシャフトがはまっている部分を引っ張りながら、カバー周囲をプラハンでたたくとカバーが抜けてきます・・・ついでにオイルがどばっと(^^;
外したカバー内にオルタネータのコイルが固定されていますが(ローターはエンジン側です)、見た感じでは結線部等にオイルが付着していますので、ベアリングにかからないように注意して、パーツクリーナーで洗浄します。 分解ついでですので、必要な箇所にオイル及びモリブデングリスを給油して(パーツクリーナーで油分が飛んでますので)、カバーの合わせ面に耐熱ガスケットを塗布したのち、元通り組み付けます・・・その後、流れた分のオイル(概ね200ccほど)を補充して、終了です。

ついでですので、充電系の電気の通路は全てキレイにしたいというのが人情ってものです(^^;
というわけで、まずバッテリーのターミナルを磨いてグリスアップ(錆び防止ですね)(写真左)。 ちなみにバッテリーを固定しているバンドは、以前「ベバ館」で紹介頂いた「マジックテープ」です(結構、しっかり固定できます)。
それからレギュレータの端子、アース等を磨き込みます。 中央の写真は「通常の機械式レギュレータ」の外観ですが、分解すると・・・中には「国産(と思われる)の訳のわからないレギュレータ(写真右)」が入っています(最初に見たときはびっくりしました(^^;)。 まぁ、どんな「モノ」が入っていても、電気の出入りの仕方は同じですので、磨いて組み付けて終了ということになります(^^;

全作業時間は、実質2時間程度でした♪

さてさて、ここまで(というほどの作業ではないんですが(^^;)やったからには「多少、症状は改善されたのでは?」と思っても罰は当たらないかと・・・
というわけで、早速バッテリーの充電圧を計測してみました・・・結果は以下の通り。 実は清掃作業前に「現状確認」するのを忘れまして、比較の対象がありません・・・(ToT)、ただ、最後に計測したとき(うろ覚えですが)に比べると、やや充電圧が上がったような感じです(確か、以前は低回転のライトオン時に12Vを超えていなかったと思います)。
「こんなものかな?」という気もしますが、最終的には実走して電圧を確認するしかないようです。

回転数Light OffLight On
Winker OffWinker OnWinker OffWinker On
150012.4V12.3V12.2V12.1V
200012.6V12.5V12.3V12.2V
300013.2V13.1V12.5V12.4V


後日談1: 実走して確認してみました。私のベベルのバッテリーは、満充電時12.6Vで安定していますが、ライトオン走行時における電力消費量は、発電量を明らかに上回っています・・・(ライトオン走行約1.5時間で、ウィンカーが点滅しなくなりました・・・バッテリーの電圧は11.8Vでした)
傾向はやや改善されているものの、今まで「1時間でダメ」だったものが、「2時間でダメ」になるくらいのレベルですので、根本的にはオルタネータの交換が必要なようです。
日中走行する分には問題ないので、オルタネータを探しつつ、しばらくこのまま持たせる予定です。 オルタネータ交換時には、またレポートします。

後日談2: 14.12.1(日)、YAHOO!トピ「絶版旧車の世界」のmatthew_eyreさんに拙宅をご来訪頂き、レギュレータ及びオルタネータの出力等を点検して頂きました。
結果として、これらは双方とも特に問題なし、もともとオルタネータの出力が150Wと小さいので、如何に電気の無駄遣いを減らすかが重要であるとのことでした(とりあえず、最初の方向性は正しかったようです)・・・なお、この日、レギュレータから出てくる直流の配線を、やや太いものに変更し、配線の抵抗を減らして頂きました。 あとは同じように配線を引き直すか、ライト球等を消費電力の少ないものに交換していく必要があるようです。
ライト交換の詳細についてはこちら






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