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コンデンサー交換

(Capacitor replacement)


15.9.23(火)(天候:晴れ)

「キャブレター清掃」で書いたように、片方のコンデンサーが壊れていることが判明しました・・・ここしばらくのベベルの不調の原因は、ここにあった疑いが濃厚です(ひょっとすると、不調になってから壊れたのかも知れませんが・・・こういうときに「確認した気」になることの弊害が出てきますので、こういう轍を踏まないように気を付けましょう・・・)。
注文しておいたコンデンサーが届きましたので(下左)、早速「交換」してみましょう。



中身を取り出して見ると(上中)・・・さすがに新品、非常に綺麗ですが・・・今、ベベルに付いているコンデンサーとは形状が違うような?・・・まぁ、これしかなければしょうがないですね・・・箱を見ると、一応「ドゥカティ純正」のようです。

コンデンサーを交換するためには、ポイント・ベースを開けなければなりません・・・これも以前紹介したように、事前準備をしなくてもカバー自体は開けることはできますが、キャブレターが作業の邪魔になりますので、とりあえずキャブレターを外して、マニホールドにほこり除けのウェスを詰め込みます(上右)。



右側が今回交換するコンデンサーです(上左)・・・コンデンサーは、ホルダーにボルトとナットで上下から挟み込まれているだけですので、それを弛めれば簡単に引っ張り出せます。 実は本来コンデンサーとポイントは、ポイント上部の「爪」にコンデンサーの線をハンダ付けすることで接続されていますが・・・うちのベベルは以前、配線の変更を行ったときに、ギボシ端子で脱着を容易にしています・・・従って、ギボシを外せばコンデンサーを取り外すことができます・・・通常であれば、ハンダを溶かして吸い取り、線を外す必要があります。
さてさて・・・取り外したコンデンサーと、今回到着した物を比べてみると(上中)、明らかに形状が異なります・・・左が新しい物、右が旧い物ですが、旧い物の方が数mm程度長さが長く、またホルダーに収まる部分の形状も異なります・・・ただ、ホルダーは単なる「穴」ですので、コンデンサー自体の径さえ合えば収めることができます。

以前行った「ギボシ端子化」ですが・・・これも「実は」間に合わせで行ってましたので、絶縁に少し不安がありました・・・というわけで、ついでですのでこちらもしっかりした物に交換することにしました(上右)。 端子を圧着したあと、線と端子の接触部分をハンダ付けし、固定します(下左)・・・もちろんコンデンサーは「線切りっぱなし」ですので、これにも同じ加工を行います。



ギボシ端子の加工が終わったら、コンデンサーをホルダーに入れます(上中)・・・思った通り、元々のコンデンサー(左)がホルダーから少し出っ張っているのに対し、新しいコンデンサーは、ほとんどホルダーと「面一」になってます・・・前後で形状が異なるというのも何ですが、まぁ次にコンデンサーを交換するときには「同じ」になりますので、よしとしましょう(笑)。
ホルダーのボルトを締めてコンデンサーを固定したら、ポイント・カバーを取り付けます(上右)・・・あとは、外したキャブレターを元に戻せば作業終了となります・・・実質作業時間は、ハンダ付けの作業を含めても30分程度でした。

後日談1: さてさて、この作業はご承知の通り、私のベベルの不調に対するトラブル・シュートの一環です・・・これで治っていると嬉しいんですが・・・さすがに先週からエンジンに火が入ってないせいか、キック十数回でようやく始動しました・・・エンジン音は、先週とは明らかに異なって「良好」です・・・これはイケるかも知れない(笑)。
暖機終了後にキャブの調整に入ると・・・アイドルを下げていっていたら、1500回転付近でストンとエンスト?・・・「なだめたりすかしたり」しながらまたもや数十回のキックをすると、ようやくエンジンがかかりましたが・・・またもやバンバンとアフターファイアが出ています・・・ふざけるなよ、をい!(笑)
プラグを外して点火状況を見ると、火が飛んだり飛ばなかったり・・・という感じで安定していません・・・ポイント・カバーを開けて、ポイントの状況を見ながら確認すると・・・プラグに火が飛んでいないときは、概ねポイント周辺にスパークが飛んでいます・・・所謂「リーク」ですね。 よく見ると、ポイントにハンダ付けされている線が、半分切れかかっていました・・・これはよくないですね・・・線を外して、ハンダ付けし直し、再度点火状況を確認すると・・・今度は大丈夫そうです。
「さぁ、確認!」といきたいところですが・・・先日から満足に走ってなく何度もキーをオンオフしているだけあって、バッテリーの容量が随分と少なくなっていました・・・まぁ慌てることはありませんので、とりあえず充電をした後、週末にでもまた確認してみようと思います。

後日談2: 9月27日(土)、再度ポイント内の配線状況を確認・・・配線を繋ぎ直した方は問題なさそうですが、もう一方に少し不安が残ります・・・こういうのは精神衛生上、よろしくありません(笑)ので、結局、全ての配線を一旦外して付け直しました。 バッテリーを取り付けて、プラグのスパークを確認すると・・・大丈夫のようです、ポイント側からリークもしていません。
更に、キャブレターの加速ポンプの調整・・・実はコレ、アジャスト・スクリューを全部弛めた状態で何度かスロットルの全開閉を行わないと、正しく機能しません(所謂、ブレーキのエア抜きと同じようです)・・・ということで適正位置にアジャストしました(スロットル全開の状態でアジャスターを閉め込んでいき、ピストンに当たった位置から半回転戻し)。
火もちゃんと飛んでいるし、ガスも問題ない・・・から、エンジンが調子が悪いわけはありません・・・どきどきしながらエンジンを始動すると・・・先週の最初と同じく「弾けるようなコンチ・サウンド」が轟きました。 キャブのスロー調整からアイドリング調整まで問題なし・・・更に家の近所を実走で試験してみましたが、これまでのぼこつき感が嘘のように低回転から高回転まで淀みなく回りました!ベベルはこうでなくっちゃ(笑)!!
結局、8月24日(日)のキャブ清掃に端を発した今回の不調は、「1 コンデンサー破損」「2 ポイントの接触不良」「3 加速ポンプの調整不良」という、3つの原因が複合したものと推測されます・・・まぁ、1と2は「仕方ない」と言えなくもないですが・・・3は明らかに「キャブ清掃」時の不手際ですね・・・これは今後の反省材料です・・・






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