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ルネッサ

(Italianism Japanese MC, Yamaha SRV250 Renaissa)

YAHOO!のトピ等を見ていただいている方はご存知だと思うが、私の家には稼動しているバイクがもう一台ある。 ヤマハSRV250ルネッサである。

私の女房は結婚までの人生において、バイクの免許など取ろうと考えたこともなかったようで、当然のことながらバイクの「バ」の字くらいしか知らない状態だった。 当時、私は91年式のドゥカティ900SSに乗り、ぼちぼちビモータを「増車」しようか?・・・等と目論んでいたときであり、女房がバイクを知らない=バイクに理解がないというのは、今後のバイク人生にとって、大変まずい状態であると考えた。
結婚を機にバイクを降りた・・・とはよく聞く話であるが、私はバイクを降りようなんて気はさらさらなく、ここは「自分のバイク人生の安泰」のために一つ、女房を仲間に引き込もう・・・というわけで、私は結婚前、女房に「結婚までに自動二輪の免許を取ること!」と厳命したのである。
余談であるが、私が当時出入りしていたバイク屋に集まる客は、ビモータとかドゥカティとかがやたらと多く、私の女房は結婚してから「これらイタリアン・バイク」の名前を覚えたが、ビモータやドゥカティというのはそこらに転がっている「ごく普通のバイク」だと思っていたそうである・・・

結婚までの間、女房は私が誕生日に贈ったヘルメット、ブーツ、グローブにジャケットを身に付け、真面目に自動車学校に通っていたようであるが、まぁ少し時間をオーバーして普通自動二輪免許を取得した。 あの「運動神経の鈍さ」から考えると、この程度の時間で済んだのは「奇跡」としか言いようがない・・・
結婚してまもなく、女房のバイクを探そうか?と考えた矢先に、フラノのワンウェイクラッチにトラブルが発生し、しばらく友人のやっているバイク屋に入院することになったため、しばらく「おあずけ」となった。 そしてその直後、私が出張に出かけていたときに「伊勢湾台風以来の」と形容が付いた台風が東海地方を直撃、始末記にも書いたように、駐車場にカバーをかけただけで保管されていた900SSは、哀れ「横倒し」となってしまう(風が少し強くなってきた時点で、女房は件のバイク屋に呼ばれて避難していた)。

私は台風のため出張先で足止めを喰らい、予定を3日オーバーして帰宅し、バイク屋で傷だらけの900SSと再会した・・・走行機能に影響の出る部分は、それほど大きなダメージは受けていないが、外装関係の修理はかなり大変そうである・・・ましてやフラノも入院中、腰下ばらしているので、正直いくらかかるか予想が付かない・・・
結婚したてである、はっきり言って余分な金はなかった・・・これは900SSをあきらめるしかないな・・・ここまで考えた時点でバイク屋に買取の相談を持ちかける。 その結果「900SS=フラノの修理+女房のバイク」でOKということになった・・・持つべきものは友達である。

女房のバイクの候補としては、乗りやすさ等から「カワサキのバリオスなんかどう?」という話もあったが、女房がいい歳こいて「カワイイのがいい♪」と曰ったことから、雑誌の付録なんかに付いている「国産車オールアルバム」なんてのを渡し、自分で選ばせることにした。 そこで女房が目を付けたのが「ルネッサ」であった・・・バイク屋に連絡すると「知り合いのところにある」と言う。 更に詳しく話を聞くと「ワンオーナー車で前オーナーは女性、綺麗に乗っていたので問題なし」ということで、少し考えた後にこの車両に決めた。

さて納車後、女房もバイクを楽しむか?と少しの期待を抱いていたが・・・ほとんど乗らない。 理由を聞くと「怖いから」だそうである・・・ふぅ。 あまりに乗らないのはバイクに悪い・・・というわけで、亭主が少しずつルネッサに乗るようになり、現在では亭主の通勤快速号となっている・・・

ルネッサは馬数27匹で、国内250ccとしては非力であるが、細い車体を活かしたコーナーリングは素晴らしいものがあり、峠等ではかなりのハイペースで走れるのは結構意外であった。 パワーのハンデをコーナーで・・・どこかで聞いたようなキャッチフレーズである(笑)。ドカに比べれば、ややダルさはあるものの、街乗りから峠までマルチに使え、かつ、初心者でも乗りやすいという、非常に懐の広いキャラクターであり、とてもいいバイクだと思う・・・色形も何となく「アレ」に似てるし(笑)。
最近では、女房が乗らないのをいいことに、少し弄ってみようかなぁ・・・とか目論んでいる・・・






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